フロートのウォーキングアウト技法

広い部分にフロートをして立体感やグラデーションを出す場合には一度のフロートだけでは 
なくフロートを何段階にも分けて連続させて行うフロートのウォーキングアウトをする事で 
容易にする事ができるでしょう。 このウォーキングアウトのテクニックを使用する事で  
フロートをオーバーラップさせて重ねさせる事により広範囲に渡って色を容易にカバーさせる
事ができます。 フロートをウォーキングアウトさせるにはブラシを持つ角度を倒してかなり
軽い筆圧で行います。                                
さらにフロートをする前にその部分をドライブラシングをしておく事でされに容易にする事 
ができます。 このドライブラシを上手に描き入れる方法の秘訣は、まず第一に筆から殆どの
ペイントが無くなるまでペイントをぬぐい取りその微かに残っているかどうか分からない程の
ペイントを使用する事、次に最初に軽いタッチで始めてペイントが筆からもう消えかかるに 
つれて段々と筆圧を加えながら行う事にあります。 またドライブラシ技法を使用する時は 
いつも2本の筆を使用して1本が乾くまで、もう1本の方を使用するといった方法をとると 
良いでしょう。