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 補色をなす色の調和のとれたプロポーション(面積比)の例
         1:3
            1:2

                  1:1
 
 1次色と2次色の調和のとれたプロポーション(面積比)の例

  3 : 4 :  6  :   9    :   8   :  6

 以上の比較はもちろん、比べる色の明度や彩度が変わると比率も多少変化します。

 従って絵を描く上でその絵に主張色(ドミナントカラー)を造るにはこのバランスを崩す必要があります。
 上記のプロポーションをみて頂くとわかる様にクールな色のドミナントを造るにはかなり広い面積を必要
 とし、反対の表現をすれば、彩度の高い暖かい色がほんの少し増えるとクールなドミナントには大きく影響
 してドミナントを崩してしまい易いでしょう。

 参考までに当スタジオが考えるところの絵の具等で表現する減法混色の色相環基本12色を中間混色表示による
 ディスプレー上で(点描写等)で表現した色の(Barbara Watson MDA参照)ベースラインチャートを紹介します。
 絵の具の色のRV,V,BGがブラウン管の上でのドットでは正確には再現はできていませんが、参考にしてみて下さい。

Y
Cad.Yellow.Med

YO
Cad.Orange

O
Winsor Orange

RO
Cad. Red Light

R
Grumbacher Red

RV
Deep Magenta

Raw Umber

Raw Sienna

Van Duke Brown

Burnt Sienna

Burnt Umber

Raw Umber

V
Diox. Purple

BV
V + B

B
Ultramarine Blue

BG
Thalo Green

G
Perm. Green Lt.

YG
Thalo Yellow Grn.

 このページの概念とプレゼンテーション方法はヨハネスイッテンの本を参照しています。