AZ−1クラッチ調整 AZ−1クラッチ調整


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AZ−1、カプチーノ等のF6Aエンジン搭載車のクラッチは
ビート等とは違ってワイヤー作動式です。
ですからワイヤーの伸び、クラッチ板の減りなどによって
クラッチペダルの遊びが変わってきてしまいます。
まあ、遊びが変わるだけならいいんですが(徐々になので足が慣れる)
遊びが増えることによって同じペダルの踏み込み量でも
クラッチの”切れ”が悪くなり、ミッションのタッチが悪化します。
(駆動力がかかっていると、ギアの入りは悪い)
簡単に調整できるので、自分でやってみましょう。

本当は車体をリフトアップできれば一番いいんですが
慣れれば地面に敷いたフロアマット上に寝転んで手を突っ込んで出来ます。(^^;
場所は矢印のあたり。車体左側よりアクセス。

縁の下画像。(^^;
このあたりのエンジン真下に。

ピンボケ画像ですいませんが(^^;目指すナットはこれです。
最初のうちなら手で回せるでしょう。(固ければ要14ミリスパナ)
なおこのナットは180度刻みでしか回せません。
(回せないというか、180度ごとでしか止まらない形状)
締め込んで行けば、クラッチペダルのミートポイントがどんどん手前になっていきます。
ただ、あまり締込み過ぎるとペダルを踏んでいなくても半クラッチ状態になり、
クラッチ板の異常摩耗を招くので、ほどほどにしておきましょう。
(半回転〜1回転ごとに様子を見ながら締めていく)
私はペダルを10〜15ミリ程度踏み込んだところでクラッチが切れはじめるようにしています。

調整した直後はエンスト、飛び出しに十分注意して下さい!